| なにやら、ありがちな導入部分になってしまいました。要は何が言いたいか、と申しますと、便利な化学染料では表現するのがとても難しい色目を、天然染料はいとも簡単に見せてくれる、ということなんです。「赤」や「青」などの単純な一言では到底表現できない、いわゆる中間色的な色目は、天然染料の最も得意とするところです。
化学染料を駆使すれば理論的には全ての色が表現可能なんでしょうけど、実際に染めるとなるととても難しい。そういった化学染料泣かせの色目は我国に古代から伝わるものが多いのですが、これがまたいい色ばかり。やはり日本人の目に慣れ親しんできた、もわ~っとした色は天然染料に限ります。
「それはなぜか!?」、というのは別論にゆずるとしまして、手染メ屋としては、そういうもわ~っとした、フクザツでやさしい色目を出しつづけていきたい。そのため当然天然染料を使うわけですが、そうすると堅牢度の問題に必ずぶち当たります。もちろん、数回使用してすっかり色が変わってしまうようなやわな染色はしておりませんが、色変わりは化学染料に比べればやはり早く訪れます。
いい色を皆さんにご紹介したいけど、使って戴いているうちにすぐ色褪せしちゃったらあかんよなぁ…。今の色止めとかは強すぎて色相変わるからいややし、うーん、どうしよう…。
で、思いついた苦肉の策(?)が、この
染重ね無料サービス!
です【^^】。 |