*現在、草木染めという、草木から出た自然の色を使って、Tシャツやバンダナなどを染めて世界に一つだけの商品を作られていますね。
青木さんが草木染めをやろうと思ったきっかけはどういったところでしょうか?
きっかけはですね、95年に仕事の関係で、伝統的な染めと織りの研究家の廣田益久さんと出会い、初めて草木染めを知りました。それまで合成染料しか知らなかったものですから衝撃を受けたんですね。初めて色を見て涙が止まらないという体験をしました。天然染料を使って死ぬまでにこういう色を一反でも出すこと誓いました。
また、草木で染めた生地の風合いは僕の好きな古着に見事にマッチしました。そして、こうした布が、綿の栽培からすべての過程をひとりの人間の手によって作られていることを知り感動しました。こんなことができることを知り衝撃を受けたんです。
ぜひ自分も挑戦して、思わず見て涙が出るような素晴らしい色を作りたい!と思ったことが独立したきっかけですね。