高田さんは最高級たわしを作るたわし職人として 多数のメディアに取り上げられています。
まずは仕事を始められたきっかけから教えて下さい。


祖父の代からの家業だったので、当然のように後を継ぎました。
家庭用品製造業として様々な商品を手掛けてきましたが、原点のたわしを振り返った時に
その魅力を伝え切れていないのは作り手である自分たちの責任だと考えました。


家業の原点となったシュロたわしを
伝えたいと思われたのですね。
それではシュロたわしの魅力を教えて下さい。


やはり、シュロという素材の圧倒的な柔らかさでしょうか。
触らなければ分からないのは玉にキズですが、
実際に手に取って触られたお客さまはかなりの確率で驚かれると同時に、スグに気に入っていただけます。

シュロは天然のモノであるがゆえに、その育て方や周囲の環境で品質に大きな差が生まれます。

常に高品質なシュロ皮だけを選別して使っていますが、
極上の一枚に出会ったときは、
たわしを巻く手にも力が入ります。


良いものはいつの時代にも残るということを証明したいですね。
ではそんな高田さんの今後の展望を教えて下さい。


今年から、自社でシュロを栽培して棕櫚山を作るプロジェクトを始めました。
植樹したシュロの木から皮を採取できるのは10年以上先の話ですが、
色々と試行錯誤しながら、究極のたわしを目指したいと思っています。

たかがたわしですが、できあがるまでには長い長い物語があります。
本当にその価値を分かってもらえるお客さまが一人でも増えるよう、伝えて行くのも私たちの仕事だと考えています。




和歌山のシュロです。真言宗の開祖、空海(弘法大師)が1200年前に
中国より種子を持ち帰ったのがシュロの起源と言われています。





高田耕造商店

1948年創業、棕櫚たわしの製造を開始。日本一高いたわしを作るたわし職人兼社長として活動。その妥協のないこだわりが多数のメディアに取り上げられている。ほとんどのたわしが英生氏の手によって製作されている。




純国産しゅろたわし

2,400円~