
一色ちりめんブランドを作られたきっかけを教えてください。
戦後、国民生活が少しずつ豊かになるに連れて、丹後は和装のちりめんと帯の最大生産拠点であり世界一のシルク生地の生産地域となり、その後、ポリエステルちりめん素材も開発し、半襟・帯揚げ・ふろしきなどの和装だけでなく、ファッション業界へと用途も拡大してきました。
しかし、その後日本人のライフスタイルが変化し、和装の需要が激減。
輸入品との競合も激化してきたため、平成20年には和装用途のちりめんの生産量は最盛期のわずか6.5%に。
『このままでは丹後ちりめんの技術が廃れてしまう!江戸時代から受け継いだ伝統を次世代へ継承したい! 伝統を伝統のままでなくても、伝えていくことはできるはず』という思いからこのブランドが生まれることになりました。
商品の魅力はなんでしょうか?

丹後ちりめんは、厳選された糸に丹後独自の八丁撚糸機を用いて、横糸に強い撚りを掛け製織されるものです。この強撚糸の持つ特性により、表面に細かな凹凸(シボ)を持ち、しなやかで、光沢があり、ハリと腰、ドレープ性、といった特性を有する布として、でき上がりがしっとりとした柔らかな風合いの丹後ちりめん。
ポリエステルちりめんはシルクとほぼ同様の工程を経て作られますが、ポリエステルちりめんを織る技術は日本のみ。生地の製造は今でこそ手機ではありませんが、機織りから精錬までの各工程で、職人が付きっきりでチェックしながら1反1反作ります。
職人によって仕上がりが違ってくる、デリケートな織物で、江戸時代の製法を守っているのは今では京都の丹後だけです。
ポリエステル糸を使用することで、縮みも色あせもなく洗濯ができ、しわになりにくく、乾きが早いので、日々のお手入れがとても楽に。
畳んでコンパクトになるので、お出かけにも便利。自然の中にある文様をモチーフにした斬新なデザインは、現代のライフスタイルの中でも
モダンにお使いいただけます。
今後の展望について教えてください。
普段着にも違和感なくお使い頂ける、和素材を超えたちりめん商品。
『伝統のままにこだわらず、現代へフィットする形に変化しながら、まるで丹後ちりめんの質感のようにしなやかに進化していく』そんな商品を提供しつづけたいと思います。
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普段着にも違和感なくお使い頂ける、和素材を超えたちりめん商品。現代へフィットする形に変化しながら、丹後ちりめんの質感のようにしなやかに進化していくことを信条としている。 |
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