黒染め職人 馬場麻紀 プロフィール




黒染め職人 馬場麻紀 プロフィール

まずはじめに、馬場さんの簡単なプロフィールをお願い致します。

この仕事を始めたきっかけは、高校のときに物を作るのが好きで家庭科の授業のときに「オリジナルのデザインで服を作りたい。」と、申し出たときに「そんな ことがやりたかったらデザインの学校でも行って自分で勉強しなさい」といわれたのがきっかけかもしれません。

その後、上田安子服飾専門学校に進学をして、コンテストのメンズ部門で最優秀賞を取るなどしました。ファッションデザイン科を2年終了しデザインの元となる生地から学びたくテキスタイルデザイン科に進学しました。

生地の魅力に取り付かれたのは、新井淳一さんの展示会に行ったときです。その場所から「離れたくない」と、思うような(謎)の衝撃を受けました。生地の展示会なのに見ているだけで涙が止まらなくて背筋がゾクゾクしていました。

生地、ジャガード、織、ニットなど生地の作り方など全く知らなかった私の質問に新井さんは丁寧におしえてくださいました。もっと生地を知りたい私はたくさ ん勉強したくなり、さらに自分で洋服の元となる生地から作りたく思いました。

卒業後テキスタイルデザイナーとして、ワコール、レナウン、ライカなどの下請会社でプリント企画会社の柄のデザイン及び生産管理までおこなっておりました。


黒染め職人 馬場麻紀 プロフィール

馬場さんが黒染めをはじめようと思ったきっかけを教えてください。

小さな頃から物を作るのが好きだった私は、たくさんの小物や洋服を作りました。決して上手とは言えないものもあったのですが、ぼろぼろになるまで大切に使ってくれた喜びは今でも忘れません。人のために造る喜びを知ったものですから時 には友達の結婚式のウエディングドレスまで作って喜んでもらえる顔を見ては喜んでおりました。

家が黒染屋の染工場、明治3年創業と歴史があり4代目の父の後を継いで、5代目をさせて頂く事になりました。

3代目は「藍染」をしていたのですが、時代の流れから「黒染」に転職をしたのが4代目。私にできることを考えたら、「テキスタイルのデザインを活かした黒色にこだわったもの造り」と考えました。

命なのか家が黒紋付の工場でしたので、生地を染める大変さは見て覚えておりました。黒にこだわり続けた父の意志を継ぎ、私も黒にこだわった物を作っていけたらいいと考えております。


黒染め職人 馬場麻紀 プロフィール では、最後にお客様へのメッセージをどうぞ。

商品を作るときは、「この商品を買っていただいた方が喜んで使っていただける。」ということをいつも念頭に置き「どんな形で使用していただけるのだろう」と楽しみながら製作しております。

作品を制作するとき、使いやすいというのは当然のことながら長くもっていただけることを願いながら、一針一針心を込めて・・・(笑) 

この商品を手にされた方が、いつも身につけて自慢できるような作品。この作品がきっかけで話題ができて場所がごみ、人と人とのつながりができるような作品。無言でおしゃれをアピールしたい方にさりげないおしゃれの第1歩として後押しできるような作品を作っていけたらと考えております。

柄は無限大にありその線1本で絵の表情はまるっきり違うものになります。いかにシャープな線を書けるのか、作りたい生地に対してきれいな絵を見せられる線の太さなのか、形に対しての大きさ、前に出過ぎない色、風合いなど追求すればこれ以上難しく楽しいものはありません。





馬場染工業

1870年創業の馬場染工業五代目。黒にこだわり続けた父の意志を継ぎ、自分のできることが考えた結果 「テキスタイルのデザインを活かした黒色にこだわったものづくり」をしている。




黒名刺入れ

2,625円